平成18年度研究代表者
| 小池 帆平 | しきい値電圧をプログラム可能な超低消費電力FPGAの開発 |
|---|---|
| 後藤 敏 | 超低消費電力メディア処理SoCの研究 |
| 高木 直史 | 単一磁束量子回路による再構成可能な低電力高性能プロセッサ |
| 中村 宏 | 革新的電源制御による次世代超低電力高性能システムLSIの研究 |

しきい値電圧をプログラム可能な超低消費電力FPGAの開発
研究代表者
小池 帆平
(産業技術総合研究所 エレクトロニクス研究部門 グループ長)
研究課題概要
スーパーコンピュータから情報家電まで幅広い分野での活用が増えてきたプログラム可能論理素子FPGA(Field Programmable Gate Array)において、深刻な問題となる漏れ電流による消費電力の増大を防ぐ技術として、トランジスタのしきい値電圧をきめ細かくプログラム可能とした超低消費電力FPGA「Flex Power FPGA」を開発し、漏れ電流による消費電力を従来技術の100 分の1 以下に低減させることを目指します。

超低消費電力メディア処理SoCの研究
研究代表者
後藤 敏
(早稲田大学 大学院情報生産システム研究科 教授)
研究課題概要
動画像、静止画、音声、テキスト等のマルチメディア情報を送受信するシステムにおいて、 メディア情報の重要度に応じて暗号強度や誤り訂正能力を最適に制御する方式、 画像処理、暗号処理、誤り訂正の各方式の超低演算化と低メモリアクセス方式を実現するアルゴリズムとアーキテクチャ、 フロアプランと一体化した自動高位合成システムとコンフィギャラブルプロセッサ、の研究に取り組み、従来比で1/100の消費電力化をはかる超低消費電力SoCの実現を目指します。

単一磁束量子回路による再構成可能な低電力高性能プロセッサ
研究代表者
高木 直史
(京都大学 大学院情報学研究科 教授)
研究課題概要
超伝導単一磁束量子回路による再構成可能な大規模データパスを有するプロセッサの研究を行い、10 テラフロップス程度の計算能力をもち、デスクサイドに設置可能なコンピュータを、現在の技術を用いる場合に比べ約100分の1の消費電力で実現するための基盤技術を確立します。

革新的電源制御による次世代超低電力高性能システムLSIの研究
研究代表者
中村 宏
(東京大学 大学院情報理工学系研究科 教授)
研究課題概要
高性能なシステムLSIは高度情報化社会を支える基盤として広く利用されていますが、そのさらなる高性能化は消費電力の面で限界に来ています。本研究は、回路実装、アーキテクチャ・コンパイラ、システムソフトウェアの各階層が真に連携・協調し、革新的な電源制御を行うことで、これらの問題を解決することを目的とし、ハイエンド向けシステムLSI の消費電力あたり処理能力を、研究終了時点で現状の100 倍に向上させることを目標とします。






